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この冬は日本海側で降雪増、ウェザーニューズ予想 冬型気圧配置強まる

産経ニュース 2024年11月19日 22時30分

民間気象会社ウェザーニューズ(千葉市)は19日、今年12月から来年3月までの降雪について日本海側で平年より多い傾向があるとの予想を発表した。太平洋側は平年並みだが、関東甲信では1月前半をピークに積雪するおそれがある。

同社によると、各地の降雪量は北海道から山陰地方にかけての日本海側で平年並みか多くなる見込み。北海道から九州の太平洋側と九州北部では平年並みと予想される。

冬型気圧配置が強まり寒気が南下しやすく、1月前半の北日本日本海側と、1月末から2月初め頃の東日本日本海側と西日本で降雪が増える。また、1月前半の東日本太平洋側と2月後半の北日本太平洋側では低気圧の影響で増える見込み。

この冬は上空の偏西風が南へ蛇行し、西日本中心に偏西風の北側に入るため寒気が南下しやすい。さらに日本海の海水温が平年より高く、日本海を渡る気流への水蒸気の供給量が増えるという。同社は「寒気の入るタイミング次第では低気圧通過時に東北南部や関東甲信を中心に大雪になる可能性がある」と注意を呼びかけている。

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