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気象庁、台風の勢力を風速もとに表現 超大型は強風域が半径800キロ超、本州覆う大きさ

産経ニュース 2024年8月28日 12時55分

気象庁は台風の勢力について「大型で強い台風」などと、風速(10分間平均)をもとに、その大きさと強さを表現する。

台風の「大きさ」は、強風域(風速15メートル以上の風が吹いているか、吹く可能性がある範囲)の半径の大きさで区分する。

「大型(大きい)」と表現される台風は、強風域の半径が500キロ以上、800キロ未満。「超大型(非常に大きい)」は800キロ以上で、本州がすっぽりと覆われるような大きさだ。強風域の半径が500キロ未満の場合、気象庁は台風の大きさを表現しない。

一方、台風の「強さ」は最大風速で区分する。

「強い」と表現される台風は最大風速(秒速)が33メートル以上、44メートル未満。「非常に強い」は44メートル以上、54メートル未満。「猛烈な」は54メートル以上で、多大な被害をもたらす恐れがある。ただ、最大風速が33メートル未満の場合、気象庁は強さを表現しない。

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