大雪への警戒が続く中、寒さが厳しくなる時期は山間部や豪雪地帯に限らず、平地でも積雪や路面の凍結による転倒や交通事故などが発生しており、注意や備えが必要だ。
雪道を歩く際は、歩幅を小さくしてそろそろ歩く「ペンギン歩き」が推奨される。靴はゴム長靴など底が滑りにくいものを選び、転倒に備えてポケットに手を入れず、帽子や手袋の着用も大切だ。
やむを得ず車を運転する際は、ノーマルタイヤで走ることは極めて危険。日本自動車連盟(JAF)はホームページでスタッドレスタイヤやチェーンを装着するよう求めている。
スリップ事故を防止するため、急な車線変更やブレーキは避け、外出時は走行時間に余裕を持ち速度を抑えて運転することも重要。また、道路表面が凍結し、一見路面がぬれているように見えるが実際は凍結している「ブラックアイスバーン」状態にも注意が必要だ。