三笠宮妃百合子さまが15日に101歳で薨去(こうきょ)され、広島県は、県庁本館1階ロビーに弔問記帳所を開設すると発表した。期間は「当分の間」としている。記帳時間は午前9時から午後5時(土日祝日を含む)。
湯崎英彦知事は「悲しみの念に堪えません」とする謹話を発表した。全文は次の通り(原文のまま)。
三笠宮妃百合子殿下の御訃報に接し、悲しみの念に堪えません。
生前、妃殿下は、昭和32年に広島県で開催された第11回全国レクリエーション大会に、総裁であった三笠宮崇仁親王殿下とともに御臨席賜り、県民と親しく接せられました。
また、平成9年には、古代オリエント史に造詣の深かった崇仁親王殿下と、開館して間もない、シルクロードに関わりの深い作品を数多く手がけられた平山郁夫画伯の作品を展示する平山郁夫美術館にお成りいただきました。
県民とともに謹んで心から哀悼の意を表します。