厚生労働省は6日、終戦後に旧ソ連に抑留された日本人で、新たにシベリア地域で死亡した10人とモンゴル地域で死亡した2人を特定し、都道府県の出身地とともにホームページで公表した。これで抑留死亡者の特定はシベリア地域(モンゴル地域含む)で4万1063人、その他地域で1040人となった。
特定された12人は次の通り。(漢字の字体は発表に基づく。敬称略)
◇シベリア地域
【福島県】大久保清一
【北海道】三上正戒、畑勝弥(彌)
【大阪府】鍋島役治(次)郎
【岐阜県】大坪泰一(市)
【奈良県】上中留吉
【山梨県】水上喜代志
【香川県】原村春義
【東京都】山本茂
【熊本県】島崎忠
◇モンゴル地域
【広島県】慶長馨
【東京都】新橋三喜男