ど根性ガエル、うる星やつら…死去した声優の小原乃梨子さん、数々の人気作品を担当

声優の小原乃梨子さんが８８歳で亡くなったことが２３日、明らかになった。アニメ「ドラえもん」の野比のび太役で知られるが、他にも多くの人気作品を担当。幅広い世代から支持を集めていた。

所属事務所のプロフィルなどによると、主な出演作品は、「それいけ！アンパンマン」の「氷の女王」や「ど根性ガエル」の「ひろしの母ちゃん」のほか、「うる星やつら」の「おユキ」など。外国映画では、ブリジット・バルドーやシャーリー・マクレーンらの吹き替えを担当してきた。

声優としての活動のほか、昭和６３年からは「心の通う朗読の世界」をテーマに全国の大学・自治体などで講演。また、童話の大切さを伝えるべく、長年にわたって子供への読み聞かせにも力を注いでいた。