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「代表入り無理」パリパラ日本代表の名誉毀損認定 別選手のブログに書き込みで賠償命令

産経ニュース 2024年8月6日 17時24分

パリ・パラリンピックのアーチェリー女子日本代表の重定知佳選手に名誉を毀損されたとして同種目の小野寺朝子選手が損害賠償を求めた訴訟の判決が6日、東京地裁であり、大久保紘季裁判官は重定選手に約124万円の賠償を命じた。重定選手側は控訴する意向。

判決によると、重定選手は令和3年1月、小野寺選手のブログに「東京パラも無理だし代表入りも無理」「ルールを守るのは最低限のマナー」などと匿名で書き込んだ。

重定選手側は小野寺選手が実際にルールに違反していたなどと主張していたが、判決理由で大久保裁判官は、小野寺選手が一般の大会で障害のクラス分け上は乗らない車いすで出場したものの、違反の注意はなく、「投稿が真実とはいえない」と認定。「投稿者がライバルと知った精神的苦痛は相当なもの」とした。

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