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わいせつ目的誘拐・不同意性交罪の米兵、翻訳アプリで少女とやり取り 初公判で検察側指摘

産経ニュース 2024年7月12日 18時23分

沖縄県内で昨年12月、16歳未満の少女を誘拐し性的暴行を加えたとして不同意性交とわいせつ誘拐の罪に問われた米国籍の在沖縄米空軍兵長、ブレノン・ワシントン被告(25)の初公判が12日、那覇地裁(佐藤哲郎裁判長)で開かれた。被告は英語で「私は無罪。誘拐もしていなければ、レイプもしていない」と起訴内容を否認した。

検察側は冒頭陳述で、犯行前日に妻と口論し、気晴らしのために公園へ向かった被告が少女に声をかけ、翻訳アプリを使って少女が母親とけんかし公園に来たことを知ったと指摘。少女に年齢を尋ね、ジェスチャーを交え年齢を告げられたと犯行に至る経緯を述べた。

一方、弁護側は「(少女を)18歳と認識しており、誘ったのもわいせつ目的ではない。同意なく性的交渉をしたわけではない」と主張した。

被告は米空軍嘉手納基地を拠点とする第18航空団に所属。起訴状によると、昨年12月24日、沖縄本島中部の公園で少女を自分の車に誘い、自宅まで誘拐。少女が16歳未満と知りながらわいせつな行為をしたとされる。

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