書道をはじめ、絵画や写真、彫刻、華道といった多彩なジャンルの作品が紹介される総合芸術展「第45回國藝展」(主催・国際芸術家協会)が20日、鎌倉市大船の鎌倉芸術館ギャラリーで始まった。25日まで。
同展は毎年、開催されている。今回は、21世紀国際書会最高顧問の齋藤香坡氏をはじめ、神奈川県内外で活躍する芸術家59人が100点を出品した。展示作品は、書道や絵画などの大作が多く、迫力あふれる作品が並んでいる。
国際芸術家協会大賞に書道の渡部美恵子さん、同協会賞には書道の北川佳邑さんがそれぞれ選ばれた。産経新聞社賞は、帽子を使ったアート作品の服部スヴェトラーナさんが受賞した。
中国で絵画や書道、彫刻などの作品を手掛け、日本にも活動を広げた独立芸術家、王治洪氏による特別展も同時開催されており、独特の世界観を演出した約20点が展示されている。
午前10時~午後5時(最終日は同4時まで)。入場無料。