全国69店舗の刀剣商が集まる日本最大級の展示即売会「第36回大刀剣市2024」(産経新聞社後援)が2日、東京都港区の東京美術倶楽部で始まった。3日まで。
会場には重要文化財を含む刀剣や刀装具、甲冑(かっちゅう)などの逸品が並び、来場者は商品を手に取ったり、店員の説明を熱心に聞いたりしながら吟味した。現代刀匠に金属板へ好きな文字を刻んでもらえる「銘切り実演」コーナーも好評(有料)。都内の女子高生(16)は「刀剣の美しさにひかれて今年から居合道を始め、師から紹介されたので来た。いつか購入した刀剣を振れるようになりたい」と話した。
午前10時から午後4時まで。入場料は2500円(カラーカタログ付き)。会期中の問い合わせは03・5401・1339。