指揮者の秋山和慶さんが26日、肺炎のため亡くなった。84歳、東京都出身。1月1日、自宅で転倒し、入院していた。後日、お別れの会を行う予定という。
所属事務所によると、1月1日に自宅で転倒し重度の頸髄(けいずい)損傷を負い 治療に専念するため1月23日に音楽活動からの引退を表明していた。
秋山さんは昭和16年生まれ。齋藤秀雄に指揮法を学び、桐朋学園大学音楽学部を卒業。39年に東京交響楽団を指揮してデビューし、同団の音楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務めた。また、関西では、オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラの芸術顧問を勤めていた。