書道団体「秋桜会」(鎌田悠紀子会長)による「第29回秋桜会書展」(産経新聞社後援)が28日から、東京都中央区の銀座大黒屋ギャラリーで始まった。
会場には、漢字や仮名などの作品約30点を展示。このうち、鎌田さんの「今日も一日ありがとう」は、溶かしたロウを使った「ろうけつ染めの作品で、中央の笑顔の地蔵の画とともに豊かな表現力を感じさせる。「源氏物語」の作者、紫式部の和歌を題材に、書家8人がそれぞれ好きな作品を揮毫した作品などが飾られているほか、ブラジル人やロシア人、韓国人の書家の作品も展示されている。
12月1日まで。午前11時から午後6時半まで。最終日は午後5時半まで。入場無料。