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百舌鳥・古市古墳群の謎に迫る講座、羽曳野で26日から全3回

産経ニュース 2024年10月3日 21時30分

世界文化遺産「百舌鳥(もず)・古市古墳群」の謎に迫る市民講座が、古市古墳群のある大阪府羽曳野市で今月26日から来年1月まで3回にわたって開かれる。巨大前方後円墳の設計や築造技術に加え、古墳の方位と天体の関係などについて専門家が解説。被葬者や副葬品など一般的なアプローチとは異なる視点で、主催者は「新たな古墳の魅力を感じてもらえれば」としている。

国内2番目の大きさの応神天皇陵古墳(墳丘長425メートル)など大型古墳が集中する古市古墳群で、ボランティアガイドなどをしている市民団体と市が主催。

26日は国学院大の青木敬教授が「巨大前方後円墳築造の謎~墳丘盛土技術から実態に迫る」、12月14日はくらしき作陽大の沢田秀実教授が「築造企画から巨大古墳を考える」、来年1月18日は東海大の北條芳隆教授が天体との関連に着目し「古墳時代の暦と稲束と前方後円墳」と題して講演する。

いずれも午後2時から、羽曳野市島泉の市立陵南の森公民館で、定員150人で先着順、事前申し込みが必要。資料代として500円。電子メール(bunka-sekai@city.habikino.lg.jp)か、はがきで申し込む。〒583-8585 羽曳野市誉田4の1の1、羽曳野市教育委員会文化財・世界遺産室(072・958・1111)。

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