神奈川県漢詩連盟(香取和之会長)は4月から「漢詩鑑賞と実作 漢詩入門講座」を開講し、受講者を募集している。漢詩は、昨年の大河ドラマ「光る君へ」でたびたび登場して注目された。
同連盟は平成18年10月に発足し、現在の会員数は約230人。「漢詩を学ぶ、漢詩で遊ぶ」を掲げ、漢詩の普及に努め、毎年、入門講座を開催している。講座では漢詩の鑑賞のほか、ルールを学び、七言絶句の作詩にも挑戦する。
会場は、神奈川近代文学館(横浜市中区)2階の中会議室。計5回の講座は、4月2日に「鑑賞、漢詩とは」と題し、漢詩の構成や規則を学ぶ。同9日は「鑑賞、詩作の要点、実作」▽同16日は「規則の復習、試作の少人数指導」▽同23日は「鑑賞、卒業詩に向けた少人数指導」▽5月14日は「卒業詩の講評指導」。いずれも午後1時30分から同4時まで。
申し込みは3月21日まで。定員40人になり次第締め切る。参加費は3千円。申し込みは、同連盟のホームぺージ(http://kansizonetg.info/shinkanren2022/)、または同連盟の新井治仁さん(045・432・5438)まで。