21世紀国際書会に所属する青鳥会(田中一善会長)による第38回青鳥会刻字展(後援・産経新聞社横浜総局など)が12日、JR相模原駅(相模原市中央区)の市民ギャラリー(セレオ相模原)で始まった。
刻字は、木材などに文字を刻み、彩色などを施した作品。彫り方や色の選び方などから、さまざまな表現ができることから「文字の芸術」とも評される。
会場には漢字一文字や詩など個性豊かな作品計54点が展示された。また、会期中には、刻字制作が未経験の来場者が実際に刻字を体験できるワークショップ(参加費無料、予約不要)も開かれており、刻字を身近に感じることもできる。
田中会長は「刻字の作品は工芸的な要素もあり、彫り方も、模様のつけ方も無限にある。書はもちろん、そうした個性を楽しんでもらいたい」と話していた。
16日まで。午前10時から午後5時(最終日は同3時半まで)。入場無料。