和歌山県は26日、県内のインフルエンザの発生が今冬初めて警報基準値を超えたと発表した。定点観測している48医療機関の1機関あたりの患者報告数が、今月16~22日に基準の30・00人を超える30・63人となった。今月9~15日に今冬初めて注意報基準値(10・00人)を超える10・79人となり、1週間で一気に増えた。県はせきエチケットの徹底など感染予防を心がけるよう呼びかけている。
9保健所(支所も含む)管内の1医療機関あたりの患者報告数は、和歌山市40・27人▽海南53・00人▽岩出23・33人▽橋本30・33人▽湯浅18・25人▽御坊18・00人▽田辺26・71人▽新宮23・67人▽串本0人-だった。