職場で長い時間パソコンに向き合っていると体が固まり、深刻な腰痛や肩こりに悩むことが多い。「オフィスの自席でも簡単にできる改善エクサイズがある」と語るスポーツ庁の室伏広治長官（４９）に、腰痛に効果が期待できる改善運動を教えてもらった。
室伏さんに手法を教わったのは、中年代表としてデジタル報道部デスクの水内茂幸（５０）と入社２年目の若手記者、村田幸子（２４）だ。
オフィスワーカーの腰痛は、座った姿勢を取り続けることで脚の前面部の付け根が凝り固まることに伴い、痛みが生まれることが多いという。
エクササイズは①自席でイスを横にずらし、片膝立ちの姿勢を取る②腰を浮かしながら両手をグッと前に出す③脚の付け根が伸びることを意識しながら前脚の片膝を前に押し出し、戻すー。これを数回繰り返す。腰を反らさず、まっすぐの姿勢で行うことがポイントだ。片膝立ちの状態のまま、上半身を左右にゆっくりひねることでも、凝りをほぐすことができる。（村田幸子、水内茂幸）