高校生がお菓子作りの技術やアイデアを競い合う「第１７回スイーツ甲子園」（主催・産経新聞社、特別協賛・貝印）の全国大会予選（東日本ブロック）が９日、東京都江戸川区の東京ベルエポック製菓調理専門学校で開かれた。
書類選考を通過した１２チームが調理試験に挑戦。野田鎌田学園高等専修学校（千葉）の「ｆｏｒｔｕｎａ（フォルトゥーナ）」▽城南高等専修学校（岐阜）の「ｒêｖｅ（レーヴ）」▽国際製菓専門学校（東京）の「ｍｏｎｔ ｂｌａｎｃ（モンブラン）」－の３チームが決勝進出を果たした。
課題は記念日や特別な日を彩る「アニバーサリーケーキ」。各チームは食材にユズやトマトを使ったり、白玉団子を飾ったりとユニークな発想のケーキを創作していた。
フォルトゥーナの松本馨子（かおるこ）さんは「決勝に向け、何があってもくじけず頑張りたい」。審査員の菓子工房グリューネベルクオーナーシェフの濱田舟志氏は「悔いの残らないよう力を出し切ってほしい」と激励した。
６日の西日本予選を突破した３チームをあわせた計６チームが来月１６日、東京都内で開かれる決勝大会に臨む。