愛好家らが育てたキクを集めた「菊花展」が京都府立植物園(京都市左京区)で開かれている。色とりどりで、大小さまざまなキクがそろい、多くの来園者らの目を楽しませている。
同展では、花びらが垂れ下がる「伊勢菊」や京都に古くから伝わる「嵯峨菊」のほか、直径約30センチを超える大菊など約1200株が展示されている。
また、今回はティラノサウルスやトリケラトプスなどをキクでかたどった恐竜も展示され、子供たちの人気を集めている。
京都市内の主婦、小坂幸子さん(66)は「キクを育てるのは手間がかかって大変なのを知っているだけに、どのキクもすばらしいです」と話していた。
同展は午前9時~午後5時。11月15日まで。無料だが、入園料は必要(一般200円、高校生150円、中学生以下と70歳以上は無料)。問い合わせは同園(075・701・0141)。(京都市立衣笠中2年=金岡伽歩、藤田悠生 同朱雀中2年=西田和都、東谷叡)
※この記事は京都市の「生き方探究・チャレンジ体験」による中学生が執筆した記事です。