Infoseek 楽天

性的な身体接触、着服、体罰…教諭3人を免職や減給に 千葉県教委

産経ニュース 2024年7月24日 17時43分

千葉県教育委員会は24日、18歳未満の女性への性的な接触や部活動費の着服などで教諭3人の懲戒処分を発表した。うち処分者2人の監督責任を怠ったとして校長ら2人も処分した。

発表によると、県教委は今年1~3月、県内の未成年の女性3人の身体を触る性的な接触を繰り返したとして、県内公立小の30代男性教諭を免職とした。男性教諭は県教委の聞き取りに「傷つけてしまった。申し訳ない」と話している。県教委は、被害者保護の観点から被害女性の年齢や接触の程度など具体的な状況について公表していない。

これに伴い、男性教諭の勤務先の校長だった60代の男性教員を減給10分の1(3カ月)とした。

また、昨年4月から1年間、バスケットボール部の練習着代などの名目で部員の保護者から徴収した現金計約41万円を着服したとして、市川市立第三中の大槻駿教諭(25)を免職とした。5月に関係者からの相談で発覚した。全額返還されているという。大槻教諭は着服の動機について「家賃の支払いが滞っていた」と説明。着服を防げなかったとして勤務先の男性校長(59)を減給10分の1(3カ月)とした。

このほか、今年5月、男子生徒1人の顔をたたく体罰を繰り返したとして、館山市の公立中の女性教諭(50)を減給10分の1(3カ月)とした。(岡田浩明)

この記事の関連ニュース