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共通テスト国語の小説問題に「ヒス構文」が登場 「集中切れた」受験生の間で話題に

産経ニュース 2025年1月19日 12時28分

18日に実施された大学入学共通テスト1日目の国語の問題に「ヒス構文」が登場し、話題になっている。「ヒス構文」は、お笑いコンビのラランドが「論理を飛躍させたりすり替えたりし、ヒステリックな語気を伴うことで相手に罪悪感を抱かせる構文」として紹介し、若者の間で広まった。

国語の第2問で出題された詩人の蜂飼耳(はちかい・みみ)さんの小説「繭の遊戯」の一節では、「わたし」の母親と祖母の口論が激化し、「もうわかった、あたしが死ねばいいんでしょ、じゃあ、死ぬよ」というせりふが登場。SNSでは、「共テ国語にお母さんヒス構文出てきた」「気になって一瞬集中切れた」などと投稿され、受験生らから共感の声が寄せられた。

東京都文京区の東京大学本郷キャンパスでは、都立高校3年の女子生徒(18)が、「試験中は気にせず解き進めたが、終わってからSNSで話題になっているのを見て『確かに』と思った」。私立高校3年の男子生徒(18)は、「受験勉強で読んだことのある作品で驚いた」と話した。

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