大学入試センターは18日、滋賀大彦根キャンパス(滋賀県彦根市)で行われた大学入学共通テスト1日目「地理歴史・公民」の試験中、試験監督者のミスで85人が再試験対象となるトラブルがあったと発表した。
センターによると、受験生に対して解答開始前に受験番号や氏名などの欄を記入するよう指示すべきところ、監督者からの指示がなかったという。
試験終了後に受験生から指摘があり発覚。監督者は聞き取りに「誤って別の項目を読みかけるなどしているうちに、記入についての指示をしたと思い込んだ」との趣旨の説明をしているという。希望する受験生には再試験を実施する。