神奈川県教育委員会は7日、県内の公立高校について、令和7年度共通選抜試験の実施校における志願変更後の最終志願者状況を発表した。
全日制課程142校(県立128校、市立14校)では、3万9395人の募集人員に対して、志願者数は4万6075人となり、平均競争率は1・17倍になった。前年度は1・18倍だった。3434人が志願変更を行い、24人が志願を取り消した。
競争率が最も高かったのは、県立横浜翠嵐普通科の2・04倍で、県立神奈川総合単位制舞台芸術科の1・90倍、県立新城普通科の1・84倍と続いた。
定時制課程の27校(県立20校、市立7校)では、募集人員2499人に対して、志願者数は1318人で、平均競争率は0・53倍となった。前年度は0・52倍だった。42人が志願変更を行い、1人が志願を取り消した。
通信制課程の2校(県立2校)では、1216人の募集人員に対し、志願者数が528人となり、平均競争率は0・43倍になった。前年度は0・45倍だった。2人が志願変更を行い、1人が志願を取り消した。
全日制で36校、定時制で26校、通信制で2校がそれぞれ募集人員に満たなかった。
学力検査は14日、追検査は20日に行われる。合格発表は28日の予定。