受験情報サイト「インターエデュ・ドットコム」によると、今春の高校卒業生のうち早稲田大の現役合格数が占める「現役合格率」が最も高かった高校は、大半が推薦で早大に進学する付属校の早稲田実業と早稲田（いずれも東京）がトップと2位を独占した。付属校以外では、聖光学院(神奈川)が最も高い70.31％で、全体のランキングでは3位。次いで、昨年のランキングで8位だった渋谷教育学園渋谷(東京)が61.86%で4位に、頌栄女子学院(東京)は55.98%で5位にそれぞれ入った。
現役合格率は、現役合格数を卒業生数で割った数値。卒業生が多い学校は上がりにくくなる。現役合格数は、1人が複数の学部に合格した場合も重複でカウントしており、聖光学院は７割、渋渋は６割が早稲田大に現役合格した計算になる。
6位から10位は次の通り。女子学院(東京)54.98% ▽日比谷(東京)48.90%▽桜修館中等教育(東京)47.97%▽渋谷教育学園幕張(千葉)45.22%▽広尾学園(東京)43.82%。
上位30校のうち国立は2校、公立は9校、私立が19校だった。
ランキングは、インターエデュ・ドットコムの取材申込に応じた学校のみ、調査時点での結果を掲載している。確定数値ではない。