近畿2府4県の私立中学、中等教育学校で18日、入試が始まった。入試解禁日が統一されており、大阪府内では59校で行われ、志望校合格をめざす小学6年生が試験に挑んだ。
大阪市天王寺区の四天王寺中学校では、定員270人に対し、706人が出願。もっとも倍率が高い医志コースで3・9倍だった。この日は午前8時前に開門し、保護者や学習塾関係者に「ここまでよくたどり着けたね」「いつも通りの力で」と励まされ、受験生が緊張した面持ちで試験会場へ。午前9時から筆記試験に臨んだ。
各府県の私学連合会などが事前に公表した私立中学入試の平均倍率は、大阪2・38倍▷京都3・9倍▷兵庫3・06倍▷奈良3・96倍▷滋賀1・99倍(中等教育学校を除く)-。和歌山は集計していない。