オーストラリア南部の町デンマーク近郊の海岸で1日、コウテイペンギンが見つかり、保護された。オーストラリアでコウテイペンギンが発見されるのは初めて。豪ABCが報じた。
南極大陸からこの海岸まで3500キロ以上あり、専門家は海流に乗って泳ぎ着いたと見ている。サーフィンに来ていてコウテイペンギンの上陸を目撃した男性は「波間に立ち上がり、よちよち歩いてきた。人間を警戒している様子はなかった」と語った。
ローマ皇帝アウグストゥス(Augustus)のgusにちなんで「ガス」と名づけられ、野生動物保護員が世話をしている。海に戻すかどうかは決まっていないという。