囲碁の日本棋院は20日、令和6年の賞金・対局料ランキングを発表し、一力遼棋聖(27)=名人・天元・本因坊=が1億2181万円で2年連続2回目のトップとなった。
2位は3冠を堅持した井山裕太十段(35)=王座・碁聖=の5744万円。七大タイトル無冠となった芝野虎丸九段(25)は4837万円で3位だった。
女性棋士では藤沢里菜女流本因坊(26)=女流名人=が3年ぶり7回目のトップに。全体でも4位につけた。
一力棋聖は昨年、初の名人位奪取で4冠を達成。応氏杯で優勝し、日本勢として19年ぶりに主要国際棋戦で世界一となった。