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関西囲碁将棋記者クラブ賞 将棋は藤井七冠、囲碁は井山三冠を選出 特別賞に将棋の藤本五段

産経ニュース 2024年8月1日 19時27分

囲碁界と将棋界で活躍した関西所属の棋士を表彰する第32回関西囲碁将棋記者クラブ賞に、将棋界からは藤井聡太七冠(22)=棋聖・竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=を選出し、表彰式が1日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた。4年連続4回目の受賞となった藤井七冠は「実力以上の結果を残せた1年。いい経験を積むことができた。今後も多くの人に楽しんでいただける将棋を指したい」と語った。

囲碁界からは井山裕太三冠(35)=王座・碁聖・十段=を選んだ。4年連続16回目の受賞で、井山三冠は7月29日に大阪市北区で開かれた表彰式で「収穫も課題も見えた1年だった。今後も山あり谷ありだと思うが、谷の部分を長くしないよう、精いっぱいやっていけたら」と抱負を述べた。

同賞の対象となるのは将棋界が令和5年度、囲碁界は5年の成績。藤井七冠は昨年6月、史上最年少で名人位に就いた後、同10月に史上初の八大タイトル全冠制覇を達成した。

特別賞には、将棋の藤本渚五段(19)が選ばれた。昨年度、史上最年少で加古川青流戦を制し、最多タイの年間51勝、歴代4位の勝率8割5分を達成。1日の表彰式で「自分でも驚くほどの成績だったが、ミスが多かった。改善してもっと成長したい」と述べた。

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