天皇、皇后両陛下と長女の敬宮愛子さまは9日、東京都千代田区の東京ステーションギャラリーを訪れ、ベルギーを代表するアーティスト、フォロンの巡回展「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」を鑑賞された。
初期のドローイングから晩年の立体作品まで、約230点を紹介。環境破壊や人権問題などをテーマにした作品もある。
フォロンの作品によく登場する、帽子をかぶった人物の彫刻の前では、天皇陛下は担当者に「一つ一つの作品にメッセージが込められているんですね」とお述べに。皇后さまは「何でできているんですか」と材質について尋ねられ、愛子さまは人物の表情に注目されていた。