秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは11日、東京都中央区の日本橋三越本店を訪れ、総裁を務める日本工芸会などが主催する「第71回日本伝統工芸展」を鑑賞された。
佳子さまは担当者の説明に熱心に耳を傾け、作品をさまざまな角度からご覧に。担当者によると、自ら総裁賞に選んだ黒い鉄製の花器の前では、細かく施された銀色の模様に「引き込まれるような思いを致しました」と述べられたという。
また高松宮記念賞を受賞した琉球の踊り子を模した人形については、実際の装束よりも色味を抑えた淡い色彩から「穏やかな感じが全体から伝わってきますね」と感想を伝えられた。