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愛子さま、初の地方単独公務で佐賀ご訪問 内親王、過去にも成年前後で

産経ニュース 2024年10月11日 10時11分

天皇、皇后両陛下の長女、敬宮(としのみや)愛子さまは11日から1泊2日の日程で、国民スポーツ大会(旧国民体育大会)や地方事情視察のため、佐賀県を訪問される。愛子さまがお一方で地方公務に臨まれる、初の機会となる。

愛子さまは11日朝、皇居をご出発。乾門を出る際には、沿道の人ににこやかに応じられた。午前中に空路で佐賀市に入り、午後から国スポの陸上競技をご観戦。その後、同市にある県立の歴史館を見学される。

12日は市内で、午前中に柔道競技を観戦し、県赤十字血液センターなどを視察するほか、手すき和紙の工房などに足を運ばれる。

愛子さまの地方ご訪問を巡っては当初、能登半島地震で被災した石川県の復興状況視察が9月末に予定されていたが、記録的豪雨の被害を受けて取りやめとなっていた。

愛子さまと同じ内親王のお立場ではこれまで、上皇ご夫妻の長女、黒田清子さんや、秋篠宮ご夫妻の長女の小室眞子さんらも成年の節目の前後で、初の単独地方公務に臨んできた。

黒田清子さんは、昭和63年7月、潜水調査船の支援母船の命名・進水式への臨席のため、兵庫県を訪問。当時19歳、学習院大1年生だった。

小室眞子さんは21歳だった平成25年7月、福岡市で開催された国際交流事業「アジア太平洋こども会議」に出席、参加者と交流した。

秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまは成年を迎えた翌年の27年6月、山口県下関市の造船所で、海底広域研究船の進水式に臨席された。

現在22歳で、この春から社会人となられた愛子さま。初の単独地方公務に臨まれる愛子さまについて、側近は「両陛下のご助言も受けながら準備されているのではないか」としている。

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