秋篠宮ご夫妻は3日、トルコを公式訪問するため、羽田空港から政府専用機で出発された。現地時間の同日午後、首都アンカラに到着される。ご帰国は8日の予定。両国の外交関係樹立100周年の節目にあたり、トルコ政府の招待を受けて親善交流に臨まれる。
ご夫妻は3日午前9時半ごろ、見送りの関係者ににこやかに応じ、専用機へと乗り込まれた。
トルコ滞在中には、エルドアン大統領への表敬訪問や、記念式典などの公式行事に臨まれる。明治23(1890)年に和歌山県沖で遭難し、日本が救援にあたった軍艦「エルトゥールル号」に関する展示がある海事博物館を視察するほか、トルコ国内の在留邦人と懇談される。
また、滞在最終日の7日には、平成28年に薨去(こうきょ)した三笠宮さまが長年支援してきた「アナトリア考古学研究所」や、ゆかりの「カマン・カレホユック遺跡」などにも足を運ばれる。