秋篠宮さまは誕生日に際しての記者会見で、9月に18歳の成年を迎えられた長男の悠仁さまへの思いも口にされた。皇室で39年ぶりに男性の成年皇族となられた悠仁さまに、「一つ一つ自分が関わる仕事を大事に思って、取り組んでほしい」と期待を寄せられた。
秋篠宮さまは、18年間で「特に強く印象に残っている」思い出として、悠仁さまが小学6年のころのエピソードをご回想。緊急時を想定した学校の引き取り訓練で、秋篠宮妃紀子さまが用事で行かれず、秋篠宮さまが向かわれたときのこと。悠仁さまを引き取ったものの、歩いている途中で道が分からなくなり、「ほとんど帰り道は長男に手を引かれて、彼が行くままに従って行ったということがありました」とユーモアを交えてご成長を振り返られた。
大学進学を目指している悠仁さまの最近のご様子については、「多くの高校3年生と同じように毎日を忙しく過ごしています」とし、進路についても話し合うことがあると明かされた。
次女の佳子さまは「公的な活動の幅が広がっている」として、「一つ一つ非常に大切に、そして一所懸命取り組んでいる」と印象を語られた。
会見では、秋篠宮ご一家へのバッシングともとれる情報にも質問が及んだ。秋篠宮さまは、バッシングは当事者から見ると「いじめ的」と感じることもあるとした上で、対応は「なかなか難しい」とお述べに。一方、ご一家の公的活動を宮内庁のインスタグラムなどで発信していくことについては、ほかの宮家も含めた「皇室の広報の枠組み」を整えた上で行うべきという考えを示された。