天皇、皇后両陛下は5日、文化勲章受章者と文化功労者らを皇居・宮殿「連翠」に招き、茶会を催された。秋篠宮ご夫妻と両陛下の長女、敬宮愛子さま、秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまがご陪席。愛子さまが茶会に臨まれるのは初めて。
天皇陛下はスポーツ振興の青木功さんら文化功労者に「皆さんが努力を重ね、学術、文化、芸術、スポーツの分野で大きな成果を収められたことを誠に喜ばしく思います」とねぎらいの言葉をかけられた。その後、テーブルを囲んで参加者とご懇談。愛子さまは文化功労者で日本近世史の田代和生さんらと和やかに言葉を交わされていた。
文化勲章受章者や文化功労者との茶会は新型コロナウイルス禍で令和2年以降見合わせが続き、飲食を伴う形での懇談は5年ぶりとなった。