宮内庁は16日、天皇、皇后両陛下が、平成7年の阪神大震災から30年の追悼式典臨席などのため、来年1月16日から1泊2日の日程で兵庫県を訪問されると発表した。
両陛下は1月16日に羽田発の特別機で神戸市に入り、阪神大震災に関する企画展を見学される。震災発生日の17日、同市の県公館で開かれる追悼式典に臨席し、天皇陛下がお言葉を述べられる。国内外で被災地支援を行う関係者ともご面会。午後には、防災学習施設「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」を視察される。
追悼式典には、在位中の上皇さまと上皇后さまが10年ごとの節目にご臨席。陛下は皇太子時代、震災から1、5、15年の式典に臨席されたが、代替わり後は初めて。震災から25年の令和2年は、秋篠宮ご夫妻が臨席されていた。