国会で協議される皇族数確保策などを巡り、秋篠宮さまが11月の記者会見で、宮内庁は皇族方の考えを「知っておく必要がある」と発言されたことを受けて、同庁の西村泰彦長官は12日の定例記者会見で、「十分お話をお伺いする機会というのはなかったと反省している」と述べた。
女性皇族が結婚後も皇室に残る案などが議論されていることを巡り、秋篠宮さまは制度への言及は「控える」とした上で、「該当する皇族は生身の人間」とご説明。そのご活動や生活を支える宮内庁の「然るべき人たち」は、皇族方の状況や考えを理解しておくべきだと述べられていた。
西村氏は会見で「宮内庁の職員として、心しておかなければいけないこと。いろいろなお話を今後とも伺っていきたい」と述べた。