将棋の西山朋佳白玲（29）＝女王・女流王将＝に福間（旧姓・里見）香奈女流五冠（32）＝清麗・女流王座・女流名人・女流王位・倉敷藤花＝が挑戦しているヒューリック杯第4期白玲戦七番勝負（ヒューリック主催）の第4局が12日、京都市中京区で指され、先手の西山白玲が147手で勝ち、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。
第5局は19日、札幌市中央区で行われる。
今シリーズで、西山白玲は初防衛が懸かり、福間女流五冠は2期ぶりの奪還を目指す。
第4局は当初、先月28日に金沢市で指される予定だった。西山白玲が新型コロナウイルスに感染した影響で延期されていた。
終局後、西山白玲は「駒損でもあり、自信がなかった。（次局も）コンディションを整えてやっていきたい」、福間女流五冠は「一手一手難しいと思っていた。終盤に少し乱れてしまい、残念だった。次局は体調に気をつけて頑張りたい」と、それぞれ語った。