文部科学大臣杯第20回小・中学校将棋団体戦西日本大会(産経新聞社など主催、ヒューリック特別協賛)が30日、神戸市で開かれ、中学校の部兵庫県代表の灘中は決勝大会出場校決定戦で岡山代表の県立岡山大安寺中等教育学校を下し、決勝大会(8月9日、東京)進出を決めた。
1チーム3人の団体戦。8チームずつ4ブロックに分かれて対戦する予選で、灘中は3戦全勝でAブロックを突破し、決定戦へ。早々に1勝した灘中は2人目の大塚統互君が2勝目をあげ、残る1戦の結果を待たずに勝利を確定させた。
「去年は決定戦で敗退し悔しい思いをした」と雪辱を期して臨んだ大塚君は「ギリギリで読み切れた。勝ちが決まったときはホッとした」と笑顔をみせた。
中学校の部の神戸市立塩屋中は予選で敗退。小学校の部の西宮市立香櫨園小とたつの市立小宅小も予選で敗れた。
兵庫県内4校の戦績
▶小学校Bブロック
◇香櫨園
1回戦〇2-1佐賀
2回戦●0-3愛知
3回戦〇3-0香川
▶小学校Dブロック
◇小宅
1回戦●1-2福岡
2回戦〇2-1島根
3回戦〇2-1三重
▶中学校Aブロック
◇灘
1回戦〇3-0香川
2回戦〇3-0愛知
3回戦〇2-1福井
▶中学校Dブロック
◇塩屋
1回戦●0-3岡山
2回戦〇2-1鹿児島
3回戦〇3-0高知
▶決勝大会出場校決定戦
灘2-1岡山県立岡山大安寺中等教育学校(岡山)
【出場選手(敬称略)】小宅小=藤井響生(6年)武中大也(4年)藤井喜羽(3年)▽香櫨園小=砂原詠心(4年)砂原桜成(2年)多賀光広(5年)▽塩屋中=綿田亘希(1年)山本創(2年)小川航平(2年)▽灘中=大塚統互(3年)石井雄久(3年)伊井颯一(3年)