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清流の水温は13度 自然のクーラーでひんやり潤う渓谷散歩へ 熊本県の菊池渓谷 ニッポン楽旅事典

産経ニュース 2024年7月6日 9時0分

暑い日は室内で過ごすのもよいですが、自然のクーラーを求めて、熊本県の阿蘇外輪山の北西部に位置する菊池渓谷までお出かけしませんか。

約1193ヘクタールという広大な森には遊歩道が整備され、いたる所に滝などが点在しています。夏でも平均水温が13度という清流のおかげもあり、渓谷内では涼しく過ごすことができます。

散策コースは往復1キロ約40分の「癒やしコース」と、往復2キロ約1時間20分の「満喫コース」。さっそく「満喫コース」の遊歩道を進むと見えてくるのは、コケむした岩とエメラルドグリーンの淵(ふち)が美しい「黎明(れいめい)の滝」。水しぶきが朝霧の景色を思わせることから、夜明けを意味する「黎明」の名が付いたとか。

そこからさらに進むと、菊池渓谷随一の撮影スポット「広河原」が。夏の早朝には、光が筋のように見える「光芒(こうぼう)」が現れることもあり、遭遇できたらラッキーです。美しい渓谷美を写真に収めつつ、涼に癒やされてみては。 (「じゃらんムックシリーズ」編集長 内田奏恵)

菊池渓谷に係員が常駐する期間は11月30日まで。時間は午前8時半~午後5時。維持管理協力金は高校生以上300円。

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