Infoseek 楽天

アドベンチャーワールドに竹5000本の巨大アート 10月5日にお披露目 和歌山・白浜

産経ニュース 2024年9月3日 19時19分

和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド(AW)」で、約5千本の竹を使った高さ約10メートルの巨体アートの制作が進んでいる。ジャイアントパンダが食べない竹の幹を活用した試みで、10月5日にお披露目される予定。完成後、1年間のイベントが計画されている。

「パンダバンブーアートプロジェクト2024」と題し、AW運営会社のアワーズ(大阪府松原市)や同府岸和田市、白浜町などが実行委員会を組織。竹を使った巨大な建築物制作で知られる台湾のアーティスト、ワン・ウェンチー(王文志)さんが中心となって8月14日から制作に取り組んでいる。

制作費などをインターネットで資金調達するクラウドファンディングでまかなう方針で、1800万円を目標に今月23日まで受け付けている。

AWによると、巨大アートは大小2つの「丘」で構成され、作品名は「Glimmering Hill(きらめく丘)」。ワンさんは自然の慈愛を感じさせることを意図したという。

AWの広報担当者は「制作は順調に進められている。完成後はAWの新しい名物になると思う」と話している。完成後のイベント内容は未定。

この記事の関連ニュース