台湾の国際的イベントの一つで、来年2月12~23日開催の「ランタンフェスティバル」をPRするラッピング電車の運行が、江ノ島電鉄で始まった。
フェスは春節(旧正月)から15日目の元宵節を祝うイベント。台湾各地で毎年持ち回りで行われ、来年で36回目となる。年々規模が拡大し、日本各地の演舞チームなども参加している。
台北駐日経済文化代表処の張淑玲・横浜分処長は「江ノ電は国内外の観光客に人気が高く、ランタンフェスの知名度アップと集客に期待したい」と話す。
ラッピング電車は、夜空を幻想的に彩るランタンと龍のイルミネーションを側面に描き、台湾観光庁のキャッチコピー「ビビビビ!台湾」を正面にあしらったデザイン。1編成2両が来年3月3日まで走る予定。
同庁は、この電車の写真コンテスト(来年1月5日まで)をネット上で行い、優秀作の投稿者に台湾往復航空券などを贈る。また、フェス期間中に江ノ電グッズ店舗で1千円以上購入した先着1千人に、特製ミニランタンを配る。