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フタユビナマケモノの赤ちゃん誕生 和歌山・アドベンチャーワールド

産経ニュース 2024年9月13日 20時13分

和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド(AW)」で、フタユビナマケモノの赤ちゃん1匹が生まれた。母親は誕生翌日に死んだため、スタッフが人工ミルクを与えており、赤ちゃんはおいしそうに飲んでいる。AWは公開に向けて準備している。

5歳の母親は8月28日未明に出産し、29日に急死した。赤ちゃんは今月13日時点の体重が710グラムで、性別は確認できていない。スタッフが1日5回、ミルクを与えており、今月7日から離乳食が加わった。

AWはフタユビナマケモノを平成29年から飼育し、出産は今回が初めて。現在は赤ちゃんを含めて3匹が暮らしている。

AWによると、フタユビナマケモノは南米北部の熱帯雨林に生息。2~4年で性成熟し、体長60~70センチ。木の葉や木の実などを食べる。夜行性で、1日のうち15~18時間ほどは木にぶら下がって眠る。

広報担当者は「スタッフが母親代わりとなり、すくすくと成長できるようにしたい」と話していた。

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