産経新聞社と産経リサーチ&データが募集した「読者が選ぶ昭和のアイドル」には1867人の応募がありました。売り上げ上位曲や人気曲などをもとに編集部が選出した男性アイドル26組66曲、女性アイドル44組122曲のリストの中から10組ずつ選んでもらいました。同じアイドルで複数の曲が選ばれている場合もあります。
調査は今年10月上旬から中旬にかけて実施、男性1143人、女性724人で、年齢別では80代以上67人、70代325人、60代658人、50代495人、40代226人、30代以下96人。
①山口百恵 2604票
②キャンディーズ 1804票
③中森明菜 1707票
④松田聖子 1378票
⑤ピンクレディー 1369票
⑥太田裕美 789票
⑦小柳ルミ子 749票
⑧小泉今日子 547票
⑨南沙織 450票
⑩浅丘めぐみ 439票
⑪天地真理 364票
⑫荻野目洋子 334票
⑬アグネス・チャン 316票
⑭石川ひとみ 298票
⑮薬師丸ひろ子 293票
⑯中山美穂 223票
⑰桜田淳子 213票
⑱柏原芳恵 205票
⑲高田みづえ 180票
⑳本田美奈子 177票
女性部門は山口百恵さんが男女合わせても最高得票でトップに。キャンディーズ、中森明菜さんが続きました。山口さんは昭和48年5月に「としごろ」でデビュー。5枚目のシングルとなる翌49年6月の「ひと夏の経験」で大ブレイクしました。映画「伊豆の踊子」やドラマ「赤いシリーズ」などで三浦友和さんと共演、55年の引退後に三浦さんと結婚して以降は一切の芸能活動をしていません。70年代を象徴するスターとして知られ、当時の文化人たちから「山口百恵は菩薩である」「時代と寝た女」などとも評されました。
中森明菜さん、松田聖子さんを抜いて2位になったのがキャンディーズ。年齢層が高めのアンケートとは言え、「普通の女の子に戻りたい」と言って解散した3人の姿は今も印象的なのでしょう。