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「都民の警察官」表彰式で5氏に栄誉 信頼に応え決意新た 警視総監「引き続き活躍期待」

産経ニュース 2024年8月21日 21時53分

東京都民の安心と安全を守るため、日夜尽力する警視庁警察官約4万3000人の中から優秀な警察官に贈呈される第94回「都民の警察官」(産経新聞社、フジテレビジョン、文化放送、ニッポン放送主催、フジサンケイグループ後援)の表彰式が21日、千代田区の大手町サンケイプラザで開催された。純銀製の「都民の警察官章」を胸に飾った受章者5人はさらなる活躍を誓った。

受章したのは大島署生活安全課の中村和彦警部補(56)▽航空隊の川村久警部補(52)▽板橋署刑事課の佐々木一徳警部補(55)▽日野署日野橋駐在所の伊豆本龍朗警部補(56)▽高尾署交通課の黒宮美穂子警部補(58)―の5人。

小池知事祝辞「受章者目標に役割全うを」

表彰式では産経新聞社の近藤哲司社長が「今年は警視庁が創設されて150年という記念すべき年。警察官章は都民と築いてきた信頼の証しであり、厚い信頼に応える活躍をしてほしい」とあいさつした。

小池百合子知事の祝辞は潮田勉副知事が代読し、「警察官は大きな安心感と信頼感を与えてくれる心強い存在。警察官の方々には、本日の受章者を目標に使命と役割を全うする意思を確固たるものとしていただきたい」とたたえた。

緒方禎己警視総監は「この栄誉と喜びをご家族や同僚と分かち合い、引き続き都民国民の安心安全の確保のために活躍されるのを期待している」と受章者を激励した。

最後に受章者を代表し、川村警部補が「ひたむきに誇りと使命感を持って職務に取り組み、図らずも名誉ある章をたまわった。今日のこの日を心に刻み、決意を新たに、都民の期待と信頼に応えたい」と述べると、会場からは盛大な拍手が送られた。

中村警部補の妻、保子さん(51)「周りの皆さんのおかげで受章でき、ありがたく思う。一同僚としても尊敬しているので、これからも頑張ってほしい」

川村警部補の妻、恵さん(48)「ご指導いただいた方々、支えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱい。今まで通り健康第一で頑張ってほしい」

佐々木警部補の妻、雅美さん(49)「周りのサポートがありここまで来られた。これからも健康な生活を送れるよう支えていきたい」

伊豆本警部補の妻、朋子さん(51)「地域の方に支えられて(章を)いただけた。このまま続けられたらいいなと思う」

黒宮警部補の夫、正春さん(62)「長い間勤め上げて、よく頑張ってきた。おめでとうというのに尽きる。健康に留意して働き続けてほしい」

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