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「優しさと強さをもった警察官に」初任科生21人が卒業 和歌山県警察学校

産経ニュース 2024年10月4日 19時52分

和歌山県警察学校(和歌山市木ノ本)で4日、初任科生の卒業式が行われた。この春に入校し約6カ月間の課程を終えた男女21人が県内12署に配属され、警察官としての歩みを始めた。

卒業生は22~30歳の男性15人、女性6人。刑法や行政法などの法律や逮捕術など、警察官として必要な知識や技術を学んだ。

式では、藤田和義学校長が「何事にも前向きに取り組み、若手警察官らしい活力あふれる態度で職務に当たってほしい」と式辞を述べた。続いて、野本靖之本部長が「初心を忘れず努力を続け、相手の気持ちに寄り添いながら、さまざまなものに好奇心を持ち続けてほしい」と訓示した。

和歌山北署に配属された中浦菜々香巡査(22)は「中学生の時に白バイ隊の女性警察官を見てなりたいと思った。配属先の交番では地域を回って顔を覚えてもらい、優しさと強さをもった警察官を目指したい」と意気込みを話した。

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