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花火搭載のドローン使った〝ドローン花火ショー〟 鹿児島市で24日開催 日本初

産経ニュース 2024年8月2日 16時39分

日本初となる、花火を搭載したドローンを使った〝ドローン花火ショー〟が24日、鹿児島市で開催される。「第22回かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」のセレモニー直後の午後7時半から約15分間、花火搭載ドローン500機を飛ばし、炎をまとった火の鳥や同市をイメージさせる「何か」を夜空に形作る計画だ。

同市によると、ドローン花火ショーは、同花火大会の特別協賛企業であるディー・エヌ・エー(DeNA)と協力して実施する初めての取り組み。ドローンショーを企画・運営するレッドクリフ(東京都)が演出を担当する。

近年、ドローン技術と花火を組み合わせたショーは、米国やドバイ(アラブ首長国連邦)、中国、シンガポールなどで運用が広がっている。ドローン操作は遠隔で行われるため通常の花火大会に比べて作業員の安全性向上や、煙や残留物が少なくなり環境負荷を低減できるメリットがあるという。

同市観光振興課は、「日本初のドローン花火ショーで鹿児島のファンを増やしたい」と意気込む。

「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」は、桜島をバックに約1万5000発の花火が夜空を彩る九州最大の花火大会で、昨年は15万人が来場した。

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