高校生がお菓子作りの技術とアイデアを競う「第17回スイーツ甲子園」（主催・産経新聞社、特別協賛・貝印）の全国大会決勝が16日、東京都世田谷区の日本菓子専門学校で行われ、飯塚高校（福岡）の「arc－en－ciel（アルカンシエル）」が優勝（文部科学大臣賞）に輝いた。リーダーの野上こころさん（17）は「練習でつらいこともたくさんあったけど、（チームメートの）2人がいたから楽しかった。最高のケーキができた」とうれし涙をこぼした。
2位は城南高等専修学校（岐阜）の「rêve（レーヴ）」、3位は育成調理師専門学校高等課程（兵庫）の「RPG（アールピージー）」。
4つの企業賞は、貝印賞にレーヴ、ペコちゃん賞に野田鎌田学園高等専修学校（千葉）の「fortuna（フォルトゥーナ）」、タリーズ賞に向陽高校（長崎）の「sourire（スリール）」、パストリーゼ賞にRPGが選ばれた。