大阪府東大阪市の中小企業各社が企画した数量限定のビールを楽しめるイベント「東大阪酒万博」が26日夜、同市の近鉄布施駅近くのバル・ダイニングバー「クラフトビア タヴァン」で初めて開催される。
一般社団法人「大阪鴻池倫理法人会」の東大阪ビアフェス実行委員会が主催。参加する中小7社が、瓢箪(ひょうたん)山ビールなど同市内の醸造所3社と共同開発したクラフトビールやコーラ、昆布茶などを1杯500円から味わえる。同時に参加各社が自慢の製品を紹介・販売する展示も行う。
衣類の染め直し事業などを展開する福井プレスは、染色素材で使用した経験があるよもぎを使ったクラフトビールや、ビールの色をイメージした靴下を販売。イベントの実行委員長も務める福井伸社長は「ビアフェスと企業展示を同時に楽しんでいただき、新たな東大阪の魅力を知ってほしい」と話した。
ニット生地の企画・販売を行う文殊は、従来のビールとは違った色の同社設立40周年記念のビールを限定販売。木村裕太社長は「繊維業界は厳しい状況にあるが、中小企業みんなで元気になれるよう盛り上げたい」と語る。
入場無料、開催時間は午後6~10時。問い合わせはイベント事務局(090・1481・0849)。