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新設の落とし物ロッカーを公開 いつでも利用可能に、警視庁遺失物センター

産経ニュース 2024年8月8日 18時55分

警視庁遺失物センター(東京都文京区後楽)は8日、遺失物をいつでも受け取ることができるロッカーをセンター前に新設し、報道陣に公開した。警視庁や鉄道会社から通知書が来た場合のみ利用可能。受け取りの予約手続きは14日から、受け取りは20日から開始する。荘司春海センター長は、「都合に合わせて数分で受け取れる。ぜひご活用いただければ」と呼びかけた。

遺失物の受け取りはこれまで、窓口か着払いの配送で行われていたが、休日や夜間でも受け取れるようになる。警視庁が扱う遺失物は、昨年1年間で約409万件にも上っており、手続きの簡素化を狙う。

ロッカーは27個あり、大きさは最大で幅38センチ、高さ37センチ、奥行き53センチ。携帯電話や無記名品など、利用できない物もある。警視庁のホームページで事前に予約手続きを済ませれば、選択した日の午前9時半から翌開庁日の午前8時半まで受け取り可能。今後の運用や増設については、利用率を踏まえて検討していくという。

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