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和歌山・白浜町役場に総合案内窓口 観光地描かれた黒板も

産経ニュース 2024年7月22日 18時54分

住民サービスの向上を図ろうと、和歌山県白浜町は町役場1階の正面玄関そばに総合案内窓口を新設した。職員1~2人が町民らに役場内などを案内している。

このスペースはこれまで来庁者用のソファが置かれていたが、案内する職員はいなかった。5月に就任した大江康弘町長が案内窓口の新設を決めた。

町によると、窓口は床をこれまでのタイルから木目調に変え、いずれも木製のテーブルと椅子、ベンチを設置。さらに案内職員の席の後方に黒板(縦約2・6メートル、横約6・8メートル)を掲げた。費用は庁舎の修繕費から約10万円を捻出し、職員が1週間ほどかけて作業した。

黒板には、町立白浜中学校の生徒がチョークで「We Love Shirahama」と記し、同町の観光名所の「円月島」や「白良浜(しららはま)」、同町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で人気のパンダの絵などを描いた。黒板の絵は数カ月ごとに変えていくという。

町総務課の担当者は「町民からは『明るくなった』と好評で、町役場を訪れやすくなったのでは」と話した。

窓口は当面、平日の午前9時~正午と午後1~4時に開設する。

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